2017年6月12日
スタッフの佐藤です。今回は人気の植物「フィカス・ロブスター」を紹介させていただきます。
その前にロブスターについて簡単に説明させて頂きます。
フィカス・ロブスターはゴムの木の一種で、葉が丸く節間が短いとても可愛らしい容姿が印象的な植物です。
ゴムの木は、その名の通り天然ゴムの材料として使われていました。昔はこのフィカス・ロブスターのようなインドゴムの木からゴムを採取していたそうですが、現在はアマゾンに生息しているパラゴムの木から採取されています。
今では、ゴムの木は丈夫で育てやすいという特性から、観葉植物として人気があります。 インテリア雑誌などでもよく掲載されている「ベンジャミン」「ガジュマル」「ウンベラータ」「アルテシマ」などもゴムの木の仲間です。
ゴムの木の花言葉は、強い生命力を持ったことに由来しています。ゴムの木は、風水で陽の気をもっている植物とされており、家に住む人を明るい方向へと導いてくれます。これらのことから家相の改善に良いと考えられています。
また置き場所については、風水的に玄関やキッチンの北東や西側に置くと良いとされています。
私は風水とインテリアの配置双方から考えて、玄関にゴムの木を置くことをオススメします。来客を迎えるウェルカムプランツとしてもとても印象がよいですし、ゴムの木はとても存在感があるのでアイキャッチにもなります。もちろんその存在感を生かし、宅配業者様が来られた際や急な来客が来た時のプライバシー保護としても効果を発揮します。
日当たりが悪いからと玄関に植物を置くことを諦めている方もいらっしゃると思いますが、ゴムの木は暗さにもよく耐えてくれる比較的強い植物なのでとてもオススメです。もし全く日が当たらないところにゴムの木を置くときは、週3,4回日に当てていただくとより綺麗に維持できます。
日光が好きな植物なので基本は日向に置いて育てます。一方で日光を好むゴムの木ですが耐陰性に優れているので極端でなければ日陰でも育ちます。もし今後サイズを大きくしたいのであれば、春から秋の間に戸外で育てるととても大きく成長します。
乾燥に強い植物なので水をあげすぎないようにします。水をあげるタイミングとしては、土の表面が白くなってから鉢底から水が染み出すくらいしっかりとお水をあげます。土が濡れていたら水やりは、控えてください。少し土が乾燥しているくらいがちょうどいいので、夏以外はお水をあげすぎると根が傷みます。もし前回あげたお水などがたまっていた場合は、放置すると水が腐って植物が病気になるので、きちんとお水を抜く作業が必要です。
次はシーズン別の水やり、管理方法について説明します。