2017年6月22日

Ficus binnendykiiショウナンゴム

ゴムノキとは?

ゴムノキは、主にインドやマレー半島の間に自生している植物です。ゴムノキの仲間であるフィクス属は非常に種類が豊富で、世界中の温帯から熱帯地方に約800種類以上あるといわれています。枝を切るとラテックスといわれる粘着性のある白い樹液が出てきて、これは天然ゴムの原料となります。花は成熟した株のみが咲かせます。また、クワ科の植物は嘉納と呼ばれる袋の内側に花をつけるため花本体を見ることができないものが多く、無花果と同じ花の付き方をしています。ただ、種類や品種によっては、まれに白い花を咲かせることもあるようです。

ショウナンゴムの特徴

通常のゴムノキより柔らかい印象を与えてくれます。葉は細長く、枝垂れ姿の美しい樹形が魅力です。しかし、葉が折れやすくなっていますので注意しましょう。葉は緑色の革質で葉脈が深くなっているのが特徴です。長さは15cm程ですが、樹木が大きくなると30cmくらいになります。

名前の由来

ショウナンゴムが市場に登場したのは昭和50年です。導入先はシンガポール植物園でしたが、旧大戦時に日本が占領したときの名前『昭南島』に因んでショウナンゴムの名前がつきました。近頃は「湘南ゴム」の表記が流通しています。

育て方

日当たり

明るい場所を好むため、日当たりのよい場所で育てますが、真夏の直射日光は強すぎて葉が焼けることがあるので、強い日差しを避けた明るいところで育てましょう。耐陰性が比較的強く、落葉しにくいため、明るい日陰でも育てることができます。しかし、日光が不足すると葉が徒長(※1)したり、葉のツヤが悪くなったりするので注意してください。また、乾燥は苦手なので葉全体に霧吹きなどで水浴びさせてください。

温度

生育適温は18~30℃で、最低気温は10℃以上必要です。熱帯の植物なので寒さには強くありません。

お水

土の表面が乾いたら鉢底より染み出る程度にたっぷりと与えてください。夏は乾きが早いので、乾かしすぎないように注意してください。朝の最低気温が20℃以下になってきたら、徐々に水を吸わなくなってくるので、水やりも徐々に減らしていきます。冬は表面が白く乾いてから2,3日してから水やりをしてください。真冬のお水の与えすぎは根腐れ(※2)の原因になりますので注意してください。

肥料

春から秋にかけて月に一回程度、緩効性化成肥料(置き肥)を定期的に与えてください。活力剤(アンブル)も活用するとよいでしょう。

※1日光不足などが原因で通常の姿よりも間延びすること。

※1鉢の中に閉じ込められた水や腐敗した水、また長期間受皿にたまった水の影響で植物の根が腐ってしまう病害です。多くは菌類などに侵されて起こりますが、水や肥料のやりすぎ、水はけ不良による根のまわりの通気不良、根詰まりあるいは乾燥や高温などで根が十分に呼吸できなくなるために起こります。植木鉢に鉢カバーをつけた場合、受皿の中の水の状態が見えづらいときも水のやりすぎに要注意です。

基本情報

科名
クワ科[Moracee]
属名
フィクス属[Ficus]
名称
フィクス・ビンネンディキー[Ficus binnendykii]
原産地
熱帯アジア~ポリネシア(東南アジア熱帯雨林気候区)
花言葉
永遠の幸せ