2017年6月13日

Ficus lyrataカシワバゴム

東京東支店の大澤です。今回は観葉植物「カシワバゴム」を紹介させて頂きます。

はじめに、「ゴムの木」はクワ科・フィクス属に分類される植物です。かつては白い樹液に含まれるラテックスという物質から天然ゴムの主要な原料を採取していましたが、今日では観葉植物として人気を集めています。ゴムの木は世界中の温帯から熱帯まで約800種類以上存在し、気根が特徴の「ガジュマル」や小葉で光沢が美しい「ベンジャミン」、ハートの形をした葉の「フィクス・ウンベラータ」など魅力的な仲間が数多く存在します。

クワ科の植物は花囊と呼ばれる袋の中に花をつけます。したがって、花を見ることができないものが多く、中には稀に白色の花を咲かせることもあるようです。また、以下に紹介するカシワバゴムはイチジクと同じような花のつき方をします。

カシワバゴムについて

カシワバゴム・リラ-タはブナ科のカシワの葉に形状が似ていることから名前がつきました。また、英名では、fiddle leaf fig (バイオリンの木)とも呼ばれており、文化的にも呼び方は様々です。実は、国内よりも欧米で特に人気が高く、室内が広い分、深緑色の波打つ大きな葉が特徴のカシワバゴムは魅力的に飾られます。国内においても会社のオフィスや、リビングなどでもよく見られます。

市場ではあまり出回らない珍しい品種のカシワバゴム・バンビーノがあります。矮性品種であって、元々あまり生産されていない観葉植物です。耐寒性、耐陰性に優れており、深緑色の葉がいい雰囲気を演出してくれます。

日頃のお手入れ

日当たり・置き場所

耐陰性あり、室内でも育ちますが、日照不足が続くと葉が柔らかくなり垂れてきてしまいます。明るいところを好む植物ですので、直射日光を避け、日当たりのいい場所に置くことで元気に育ちます。また葉が大きく蒸散量が多いため、葉が乾燥しないように空調付近を避ける必要があります。

水やり

土が乾燥してから、たっぷり水を与えます。土の表面が乾いているだけで土の中は湿っている場合もあるので、土質の状態も確認し、根腐れを防ぐ必要があります。冬は生育が鈍くなるため、水やりを控えめに行い、乾燥しやすので霧吹き等で水分を与える手入れも必要です。気温が温かくなるにつれ害虫の発生も生じるので、葉水によって害虫予防にも心がける必要があります。

温度管理

耐寒性は比較的強い植物ですが、ゴムの木はもともと熱帯の植物ですので、温かい環境を好みます。冬場は5℃以上の温かい環境で管理する必要があります。

肥料

ちょうど植物の生育期である5~9月に観葉植物用の肥料(置き肥)を2ヵ月に1度を目安に与えてください。置き肥の代わりに液体肥料の場合は、2週間に1度程度与えても良いです。また、冬(気温が15度を下回る場合)は肥料を必要としません。

基本情報

科名
クワ科[Moraceae]
属名
フィクス(イチヂク)属[Ficus]
名称
カシワバゴム[英名:Ficus lyrata]
原産地
熱帯アフリカ (アフリカ熱帯雨林気候区)
花言葉