2017年7月13日

Aglaonema ‘Silver King’アグラオネマ・シルバーキング

アグラオネマ・シルバーキングの特徴

サトイモ科の植物は、他の科の植物と比べると花の大きさに特徴があり、サトイモ科の植物は花が比較的小さいものが多いです。また花びらはない場合もあり、ある場合でもあまり目立たないような咲き方をしています。そして花に寄ってきた昆虫を内部に閉じ込めて受粉の確率を高めるために、苞が花の穂を包むような形になっている場合が多いです。

アグラオネマはタイでは「幸せを招くタイの宝石」と呼ばれており、富や幸運を引き寄せる観葉植物として親しまれています。タイ以外にも南アジアからインドや中国南部などの熱帯アジア地域に分布しており、その数は約50種にも上ると言われています。アグラオネマは茎が直立に伸びるタイプと斜上や横方向に伸びるタイプの2種類に大きく分けることができ、シルバーキングは直立タイプになるためよく伸びます。

葉は濃い緑色に銀緑色の斑が葉脈に沿って大きく入り、矢羽根柄や迷彩柄など独特な模様をしています。葉はやや硬く光沢があり、それぞれ色や斑模様が少しずつ違うため、用途に合わせて選ぶことでより美しさを引き出せます。他にも株元の茎に傷がないもの、葉が良く茂っていて病害虫の被害のないものを選ぶとより元気に育ちます。大きな浅鉢にまとめて植えると見栄えがして豪華になります。

今回ご紹介するシルバーキングは、アグラオネマの代表品種であるシルバークイーン、葉が細く銀青色をしたシルバープリンセスと近い品種とされており、この3品種はシルバーシリーズと呼ばれ人気があります。また、アグラオネマはNASAの研究によって空気中の有害物質を吸着する能力が高く、空気清浄効果の高い植物であることが判明し、シックハウス症候群に対する効果が期待されています。

育て方

日陰に強めで手入れが簡単な品種ですが、寒さには弱いので要注意です。下の葉が黄色くなったら、むしってあげてください。樹形が乱れてきたと感じたら植え替えや切り戻しをお勧めします。排水性の良い土を好むので市販の観葉植物用の培養土を使用すると良いでしょう。

5月~9月の生育期間中に特に葉や茎、新芽部分にカイガラムシが発生します。初期なら古い歯ブラシなどでこすり落としてください。乾燥する部屋の中では葉ダニが発生しますが、葉裏に霧吹きでみずをかることで予防できます。

日当たり

日陰に強く室内向きの観葉植物で、鉢植えで楽しむことが出来ますが、直射日光に当てることは避けて明るい場所で管理してください。

温度

高温多湿を好み寒さには弱いため適温は15度以上、冬越しには最低10度は必要になります。

お水

土物の場合は土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと水をやるようにします。特に夏場に水切れを起こさないように注意し、必要ならば朝と夕の2回やりましょう。多湿を好むので日中に葉水をやるとよいでしょう。冬場は水をかなり控えめにし、鉢土が完全に乾いたら暖かい日の午前中に鉢土を湿らす程度に水をやります。

肥料

5月~9月の生育期に2カ月に1回程度、油かすか固形の緩効性の化成肥料を株元へ置いて与えてください。葉を楽しむものなので窒素分の多く含まれる肥料が適しています。

基本情報

科名
サトイモ科
属名
アグラオネマ属(リョクチク属)
名称
アグラオネマ・シルバーキング〔Aglaonema ‘Silver King’〕
原産地
熱帯アジア
花言葉