経営理念 (経営の目的と使命・志・理想像)

縁あってこの仕事に出会いました
世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つ事である (福沢諭吉)

何の為に働くのか

たった一回の短い人生です。仕事で共に成果をあげ、目的・目標を達成させ、物・心の成長をして、自分がこの世に存在している、他に役立っているという充実感を得て、人生を意義あるものにする為です。生涯を通じて何かを成し遂げた、自分の人生を100%生かした、という満足感・充実感を得る為です。→(人生二度なし)

我社は何の為に有るのか (今日、世の中において会社は無くては成らない存在です。)

会社を繁栄させ世の中に貢献する為にあります。
(世の中とは社員・お客様・人々・国・世界の事です。)

1.社員へ。 遣り甲斐のある良い会社作りをして、少しずつ成長します。
社員に対して、会社は働く場を創造し、提供しています。人間における仕事は、生きる上で最も大事なものです。遣り甲斐のある良い会社作りをして、少しずつ成長していく事こそ、社員への貢献です。その目的は全従業員の物心両面の幸せを追求する事です。

2.お客様へ。 仕事と社員教育を通じて立派な日本人を作ります。
お客様に対して、我社は植物を通じてサービス・技術を売っている会社です。従って人間が一番大切です。人間を信じ、仕事と社員教育を通じて立派な日本人を作り、お客様に喜ばれます。

3.国家へ。 利益を出して税金を払います。
国などへの最大の貢献は、利益を出して税金を払う事です。

4.世界へ。 一本の植物に真心を乗せて一歩一歩努力してまいります。
我社は、植物を中心としたあらゆる関連商品・技術・サービスを広く社会に提供し、快適な環境と潤いをもたらせ、人々の健康と環境作りに貢献します。私たちは大きな事は出来ませんが、一本の植物に真心を乗せて、コツコツ増やし続ける事が、世の中の為、地球の為に成ると信じて一歩一歩努力してまいります。一燈照隅 萬燈照国です。

今、行っている事が世の中の為に成っているのか、正しい行いなのか、常に確かめよう。
もっともっと花や緑を広げよう。
競争の中で、より良い物とサービスを届けよう。

 

 

経営理念の解説

経営は経営者一人の意志のままに成ると言われています。経営者の意志が経営理念です。
経営する中で一番、大事なのは社員です。だから経営者は社員に経営理念を伝え、理解してもらおうと努力します。経営者が自分は何のために経営するのかを社員に伝え共有してもらいながら、その旗印を見上げて進んでいくものです。
私は創業の精神で20年位やり、40歳位でハングリー精神が徐々に消えてしまったのでこの経営理念を作り、これを頼りにやってきたのです。
経営理念は孤独な経営者の心の支えです。
社員の皆さんがこれをどこまで理解して共有してもらえるかは各自の理解度に差があるかと思います。それは問題ありません。ただ最低限理解を示そうと努力して欲しいと心から願っています。

会社は世の中に貢献する為に存在する

創業の精神で、同じ生きるなら遣り甲斐を求めて結果を出そう。大阪一に成るんだ!日本一に成るんだ!と若き日思った訳ですが、後年、それらを突き詰めると、結局は仕事や会社の使命は、より社会に貢献するという事に結論付けられる訳です。

事業が立派になった所は、その分とほぼ比例して、その分だけ世の中に貢献しているという結果に成っている訳です。つまり現状に満足せず、事業を始めた以上、少しでも多く世の中(社員、お客様、関連する所、国など)に貢献出来ることを目指し続けるのが我々に課せられた使命なのです。
人生の生き甲斐は突き詰めるとここに辿り着きます。

私達は立派な事を言っても肉体の有る人間ですから、どこまで行っても自欲が付いて回ります。ほっておけば100%自欲の塊に成ります。
せめて思いだけでも世の中の役に立つのだと、大きく捉える事でバランスが良く成るのです。

1.社員へ

顧客第一主義や社員第一主義を一番に振りかざさないのは、私の中では骨身に沁みている当たり前の事だからです。20歳で創業し園芸という小さな業界でどれほど人の採用や継続してもらうのに苦労したことでしょう。
お客様が居なければ会社が成立しない事と同じで、社員が居なければ会社は成り立たないのです。経営の根本であり、大局的に見ると社員を大切にした所が成功している事実を忘れてはいけません。この経営の原理原則に沿って経営すべきです。
最終的に社員がこのチームで頑張って良かったと思えるようにする事が経営の根本で最大の課題です。

2.お客様へ

会社の目的は、それぞれ色々な商品を通じて人を育てる事と言っても過言では有りません。
人が育てばお客様は喜び、会社も自然に発展成長します。次の時代の為にも必要です。世の中も大歓迎です。
人が育つとは商品知識や技術が上達する事だけを指しません。いわゆる良い人間作りです。『花は香り、人は人柄』と言う言葉が有ります。
仲間に、上司に、社長に、お客様にも社会にも、良い人間だと思われないといけません。
性格が素直である事とか、かわいがられる人間、人に良い影響を与える人間、明るい人、その他いっぱい有ります。その事が実は本人も幸せに成ります。残念ながら世の中には好ましいとは思えない人も居ます。私たちは良い人間と仕事がしたい、そんな仲間と仕事がしたいのです。
社長は社員を思い、社員は後輩、同僚、上司、社長を思い一生懸命に頑張れば何も問題は有りません。この一点が世の中の原理原則です。全てが良くなるでしょう。

3.納税

私達が会社を通じて一生懸命に働くと、お客様に認められ、認められたら代償として利益が得られます。利益が無いのは認められていないと受け取っても良いでしょう。大事な人と道具を使い利益が出ないのは悪とも言えましょう。
利益が出ると、その約半分を国や県、市に税金として収めます。
利益が大きくなれば比例して貢献度が多くなります。私たちが安心して便利に暮らせるのは皆が働いて税金を支払っているからです。それがなければ橋や道路も作れません。
我が社は業界では昔からダントツ日本一、同等規模の中小企業を比べても負けない税金を支払ってきました。色々な、世の中のためになるボランティアも大切ですが納税が最高の世の中への貢献であり、誇るべき事なのです。今後も少しずつ成長していき、貢献度を増やしていきます。
一方、会社における利益は存続のためにも、社員のためにも、必要欠くべからざるものですが、それが増える事と直結して税金(社会貢献)も増えると言う、事と100%合致しているのです。
国があるから安心して生きていられるのですから、精一杯、頑張って貢献すべき義務があるとも言えます。
現状の政治を憂い、無駄な税金の使い方を納得できないと支払いをコントロールする人も居ます。気持ちは解りますがそれは大変間違いです。
国も税金の一部は確かに無駄使いをしているのは事実だと思いますが、それはあくまで最大でも5%か10%の範囲です。
残り90%は人類のため、国の為、国民の為に使われているのは間違いの無い事実です。

4.世界へ

我が社はたまたま、とても素晴らしい仕事をしています。地球環境が大きな問題に成っています。人口が増え、科学が発展した事の裏返しです。これからはその両方が成り立つ発展をしなければ益々大変な事に成ります。しかし残念ながら今はまだ地球規模でそうは成っていません。
だからと言って私のような普通の能力しか持ち合わせていない人間がいったい何ほどの事が出来るのかと考えた時、その力の無さ、人生のはかなさに絶望します。
絶望から救ってくれたのは安岡正篤先生の本の中に有った言葉でした。一燈照隅 萬燈照国です。
私たちの力は小さいものですが、この素晴らしい仕事を通じて少しでも良い環境作りに貢献(一燈を高々とかざす)したいと思います。小さな一本の植物にその思いと真心を乗せて仕事をする事で、その小さな思いが全国、世界に広がれば(たくさんの光と成って国中が、世界が明るくなる)大きなものと成るのです。無力を憂うことなく目の前の事を一歩ずつする事が大事です。
せめて自分の周りだけは明るく照らそう、自分の職場だけでも照らそう、我が社自身がその様な存在で有りたい、と思う事が一燈照隅です。

〔一燈を提げて暗夜を行く 暗夜を憂う事無かれ、ただ一燈をたのめ。〕
暗夜とは問題の多い世の中、人生です。この一燈は真心であり志です。

原点には、青雲の志として「花や緑をもっと広げるんだ」というところまで戻ります。

競争があるのは、商売としては厳しく辛いものです。こんなに競争するのなら、いっそう我が社がない方が世の中の役に立つのではとの思いを持った事もあります。
然しながらよく考えてみますと、競争があるから頑張れるし、より良いサービスや商品を考える訳で、万一競争がなければ、我々凡人はきっと、もっといいかげんな商売に成ってしまうのだと思うのです。
従って、競争から逃げず、立ち向かい、更に強くなる事が必要なのです。ともすると人は大成すると競争が嫌に成るものです。それは、老化の表れです。青年として成長し続けるためには、大人ぶって競争を避けてはいけないのです。
それこそが創業の精神なのです。
なぜなら、創業期は何にもないのに(知名度、人、お金、物)、大きな業者を相手に竹やりで突き刺し、棒を投げ、石を投げて獲物を捕ったのです。いや、捕れたのです。今日、当社は業界の大手と言われるように成りましたが、その事を忘れたら衰退が始まるのです。
今こそ我が社はチャレンジ精神を持って過酷な競争に立ち向かうのです。

正義

必死に、本当に一生懸命に商売をすると、勝つためにほんの少しならと、つい世の中に認められない事(悪い事)でも、良いではないかと思ったりする事がありがちなものです。
衣食足りて礼節を知ると言いますが、始めのころは後で考えてみると、少しいけない事でも、結果的に世の中に役立つ会社に成るための必死さから出たことだからと、許される事もあるかもしれません。
しかしその隙が、ある程度の会社に成ったにもかかわらず、出る事があっては、大変大きな問題に成り、またその考え方が長期的に会社を駄目にします。
今日我々は我々の方針や行いが、絶えず世の中の正義に反しないか、お天道様に聞いて問題ないかを確認しながら進んでいかなければ成りません。

どのような世の中に成っても変わらない基本です。必死で目標に向かって頑張らないといけませんが、その必死さ故に、裏返しに正しさが必要なのです。
今日の当社を築いたものは、この考え方にほか成りませんし、考え方が間違っていなかったからこそ今日が有ります。
更に今後はその正義を守るため、正義が勝つために正しい考え方で、念には念を入れて進んでいかなければ成りません。

以上のように我が社の存在は単に植物などを提供しているのでは有りません。たまたま植物関連に携わっているのであり、それだけなら我が社が存在する意味はあまりないのです。その事を真に理解して行動した時、私たちの存在は意味のあるものに成りますし、発展して、遣り甲斐がもたらされるのです。

一生懸命に仕事をすると色々な事を思い、悩みが出てくるものです。それが正しい姿です。
それを越えて行くと又次の悩みが出てきます。その時に経営理念に戻るのです。

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