2017年8月3日

Vriesea splendensトラフアナナス

スタッフの中川です。
今回は男性人気の高い観賞植物の一つに挙げられます、トラフアナナスをご紹介します。

トラフアナナスの特徴

南アメリカ・ギアナ原産の観葉植物で、フリーセア属の1種です。フリーセア属は中南アメリカに300種程度分布しています。 「トラフ」とは「虎斑」のことであり、葉の縞模様を虎模様に見立てています。幅のある細長い葉は、放射状に付き、弓状に反り返るように伸びます。株の中心から花茎が長く伸び、その先に槍のような形をした細長い真っ赤な花穂を付けます。この花穂は3ヶ月ほど色あせずに楽しむことができます。これは萼が変化した苞と呼ばれるもので、花の本体はその間に小さく咲かせます。花はすぐ散りますが、苞は数か月色褪せないので長期鑑賞が可能です。花の本来の色は黄色です。虎斑の葉と真っ赤な花穂が非常に印象的で熱帯っぽい雰囲気のある植物です。
トラフアナナスはパイナップル科フリーセア属の1品種で、本種以外にもフリーセア属には約250種類の品種が中南米に分布します。どれも個性的な草姿をしており、他にもインコアナナスなどの品種が親しまれています。

トラフアナナスは、葉が放射線状に広がっており、柄も印象的なので、お部屋に置けばアクセントとなり、一気にスタイリッシュな雰囲気になります。しかも育てやすいので、すごくおすすめです!

お花

季節・日常の手入れ

きれいな花を見るためには、適した管理をする以外にひと工夫が必要です。 まず、透明ビニール袋に株を鉢ごとすっぽりと入れます。そして熟したりんごを1コ用意してそれも袋の中に入れて袋の口を閉じ、密封します。そして、空気を入れ換えるために1日1回、袋を開けて、また密封します。この作業を1週間繰り返して、その後袋から出して通常の管理に戻します。りんごから発生するエチレンによって開花が促進されて、およそ3ヶ月で開花します。作業の適期は9~5月でこの作業をいつ行うかである程度開花する時期を調整することができます。
ただ、まだ充分大きくなっていない子株はこの作業を行っても花は咲きません。ちなみに一度花を付けた株は二度と花が付かない性質です。

育て方

日当たり

耐陽性が強い観葉植物です。強い光を嫌い、長時間日光にさらされると、葉が焼けて枯れる場合があります。
1年を通して明るい日陰が適切です。生育適温は20~30度程度で、暑さには強いですが、寒さには弱く、10度が以上なので、冬は室内の暖かい場所で管理してください。乾かし気味にすれば、普通の温室で越冬します。春から秋にかけても室内で育てられます。春~秋の生長期は室内でも栽培できますが、屋外やベランダの明るい日陰に置いてあげたほうがよく成長します。

お水

もともと地面ではなく、木の上などに根をくっつけて生育する着生植物なので、通気性のよい環境を好み過湿を嫌います。
5~9月の生育期は用土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与えます。また、葉からも水や養分を吸収するので、葉の付け根・中央部の筒状になった部分にも水を入れます。溜めた水は夏場に傷みやすいので、ときどき入れ替えます。水やりの際、株の上から水をかけると、溜まった水が入れ替えられます。
冬は生育が衰えて、根もあまり水を吸いません。水をやりすぎると根腐れを起こすことがあります。乾燥には強い方なので用土は乾燥気味に管理します。その場合、週に1~2回霧吹きで葉水をします。用土は乾かし気味にして、ときどき葉水をあげるのが冬を上手に越すコツです。葉の筒状部に溜めた水は冷え込むようでしたら抜きます。気温が15℃以上保てる場合は生育期と同じように水やりを行います。ちなみに冬に葉が枯れしてしまう原因の多くは空気の乾燥か寒さです。

肥料

春と秋に液体肥料などを与えてください。夏は成長しません。

用土

春から秋まで暖効性の化成肥料や液体肥料などを葉と葉の筒状部分に与えます。葉からも養分を吸うので、液肥の1000倍液を葉に散布すると効果があります。その際、水が筒に溜まらないように注意してください。

基本情報

科名
パイナップル科
属名
インコアナナス属
名称
トラフアナナス[Vriesea splendens]
原産地
南米
花言葉
願いが叶う、たくわえる
誕生花
12月4日